鬼のピークで年越し

コンビニで仕事を始めたのは10月に入ってから。当時はシーズンの谷間で、店内の掃除に励む毎日だった。そんな中、当時から「年末年始はヤバイ、、、」と聞かされていた。今日は閉店時間を25時に延長。寮のメンバーも初めて夜勤で全員顔を合わせることになった。年末年始、怒涛の客を迎え撃つ!・・・

出勤時、店内のレジは既にフル稼働し、それぞれに並ぶ客も長蛇を作っていた。お祭り騒ぎの今日は財布の紐も緩む。容赦ない客は乾きモンの菓子を手当たり次第にカゴに突っ込んでいく。カウンターに持ち込まれるカゴは最低でも2個。多いときは6,7個くらいに膨れる。いっぺんにバーコードをスキャンするのは無茶な話。とりあえずスキャンし終えたものは先に袋に詰めて降ろしてもらっていた。

客を捌(さば)く”レジ”担当はそれぞれのレジに1人ずつ。そしてバーコードスキャンし終えた商品を袋に要れる”サッカー”担当は3台分のレジを効果的に飛び回る。この”潤滑油”次第で客の巡りも違ってくるわけだ。かもサンはドリンクの冷蔵庫にへばり付き”常駐”。まるでモグラ叩きでもするように客の空けた6缶ケースの穴を埋めていく。適当に倉庫から出した商品が全て棚に収まるのだから、品出し担当は商品を覚える手間も省ける。が、その数がハンパでない為、延々走り回る事になる、、、。

皆ほんとに頑張ってる。「エライ!」と言ってあげたい。緊張感をうまくキープしつつ時間はすでに23時前。少しずつ店内の客が減ってきていた・・・

「いそげ!今のうち!」

”カウントダウンの瞬間はコンビニで、、、”なんて誰も思わない。23時40分、今日初めて店内から客が消えた。ガラガラになった店の商品棚を補充しまくるスタッフは駆け足ながらも”一山越えた”充実感で一杯だった。

「あー!」

補充の最中、突然、倉庫の奥から愛ちゃんの声がしたと思えば、一番近くに居たワシの元へ駆け寄り

「明けましておめでとう御座います^O^」

”豚キムチラーメン”を棚に並べていたその瞬間のワシは緊張がほぐれ「オメデトウ~^^」・・・

去年、高知県の叶崎で一人ぼっちだった年末に”ヤケ”て酒を飲みすぎた挙句寝てしまい、いつの間にか年をまたいでた悲しい思い出があった。今年もある意味「いつの間に」年を越していた訳だが、賑やかさでは去年とは正反対。愛ちゃんの声を合図にカラッポの店内でスタッフ全員集まり年始の挨拶。ちょうど台風の”目”にあたる今の時間帯を楽しみっつ休憩。30分後に訪れる”吹き返し”に備えた・・・

閉店後は伊藤さん、愛ちゃんと待ち合わせて近くのバーで1時間ほど”タダ踊り”させてもらって撤収。”疲れ”の方が勝ってたようだ。爆睡に入るワシであった。

旅を始めて2回目の年越し。いずれも”らしく”なかったが、来年は如何に。

今年もヨロシクです>皆様m(_ _)m

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1枚目:勤務直後に食ったゴーチャンふりかけ

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